『あな奪』梨々子(平祐奈)&玖村(阿部亮平)自ら役柄解説&本音…「闇落ち」予告【1問1答】

2025/06/09 12:49 

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『あなたを奪ったその日から』平祐奈、阿部亮平(C)カンテレ

 俳優・北川景子が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜 後10:00)の第8話(9日放送)を前に、“梨々子”平祐奈と“玖村”阿部亮平(Snow Man)のコメントが到着した。

【場面カット】『あな奪』梨々子(平祐奈)&玖村(阿部亮平)庶民的な食堂2ショット

 今作は、11年間に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。食品事故で愛娘を失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店「YUKIデリ」の社長・結城旭(大森南朋)を恨み、旭の次女・萌子を誘拐した。

 時が流れ、萌子は紘海の娘・美海(一色香澄)として育ち、中学生になった。紘海は、旭が取締役を務める会社に入社して、お客様相談室に配属され、旭の部下となり、接近を試みた。

 一方、旭の長女・梨々子(平)は不穏。前回の第7話では、結城家でパーティーが開かれたが、梨々子は父・旭と激しく言い合い、参加した紘海に対して「うちの料理、口にするなら気をつけてくださいね。食べ物で人を殺したことがあるの」と怖いセリフを放った。

 梨々子は恋人とうまくいっていない様子で、母・江身子(鶴田真由)のスナックでやけ酒をあおり、元家庭教師の玖村(阿部)に迎えに来させるなど、清々しいほどのワガママっぷり。さらに、玖村をめぐっても、自身を一度は“人生終了”に追い込んだ梨々子と再び会っている真意など、注目が集まっている。

■平祐奈&阿部亮平の1問1答

――ドラマは7話まで放送が進み、最初は家庭教師と教え子だったお2人の関係も少しずつ変化していきます。それぞれ、これまで演じてみての感想をお願いします。

【平】 梨々子は、母親が幼い頃に家を出ていってしまって、いろんなことがあって…、父親とも素直に向き合えない。物事をまっすぐには考えられない人物なのですが、8話ではさらに、“闇”に入っていくかなと思います。今回の役は、私としては初めてに近い役で、とてもやりがいはあるのですが、梨々子役に向き合うのは、取り憑かれたように重くて、しんどい時があります。現場はとっても明るくて楽しいんですけど、家に帰ると、ずーんと倒れこんじゃう時もあるくらいです(笑)

【阿部】 そんな、闇に落ちていく梨々子に振り回される、玖村を演じる阿部でございます(笑)。

【平】 かわいそうに…。

【阿部】 梨々子には誰か他の人がいて、その人がダメだったから呼ばれる、そんな存在です。

【平】 でも、梨々子は、玖村さんだけには、すべてを見せることができるというか、わりと、本音に近い思いを素直に話せてしまう、そういう間柄ですね。

【阿部】 たしかに、変な絆があったりしますね。僕も演じがいという意味では同じで、家庭教師時代より、一回人生終了したというか、すべてを諦めた、やさぐれた後半の玖村のほうが、演じる上では、とてもやりがいを感じています。
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