『ウルトラマンオメガ』近藤頌利、特撮ヒーローに感慨「変身することを諦めていた」 発表会始ま…

2025/06/12 18:44 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新TVシリーズ『ウルトラマンオメガ』プレミア発表会に登壇した(左から)ウルトラマンオメガ、近藤頌利 (C)ORICON NewS inc.

 テレ東系6局ネットで7月5日から放送され、国内・海外で多言語での同時期放送・配信する新テレビシリーズ『ウルトラマンオメガ』(毎週土曜 前9:00)のプレミア発表会が12日、都内で開催。キャスト陣が登壇した。

【写真】パプニング!?靴ひもを結ぶ近藤頌利を笑顔で見つめる吉田晴登&工藤綾乃

 この日は、オオキダ ソラト/ウルトラマンオメガ役の近藤頌利、ホシミ コウセイ役の吉田晴登、イチドウ アユム役の工藤綾乃、武居正能監督が登壇。今の心境を問われると近藤は「この前、『ウルトラマンアーク』とバトンタッチ会をやったんですけど僕1人だった。きょうは『ウルトラマンオメガ』の仲間たちと舞台上に立てている。すごく幸せに思います」としみじみ。

次は吉田の番だったが、近藤は自身の靴ひもが解けていることに気付き、結び直していると吉田が「靴ひも結び出してるじゃん!俺の時だから!」とツッコミが。わちゃわちゃ感に会場は笑いに包まれ、吉田は「何言うか忘れちゃったじゃん!」と苦笑い。近藤は「リラックスできたでしょ?」と照れながら問いかけると、吉田は「緊張していたのが解けました(笑)」と笑顔で応じていた。

 また、近藤はウルトラマンになじみ深かったそう。「ウルトラマンは小さい頃から見てました。ソフビでずっと遊んでた少年だった。そんな少年時代は、まさかウルトラマンに自分がなるとは思っていなかった」と感慨深げ。好きなウルトラマンとしてティガとダイナを挙げていた。そして「個人的に役者として、特撮ヒーローになるのは憧れだったんです。けど、20代後半なって、30代になって、もう変身することを諦めてました。ですけど、諦めた時に出られることになったので、より感動でした。近藤少年にも伝えたいですし、20歳ぐらいに夢を持ってこの芸能界に入った過去の自分に『夢はずっと諦めずに思い続けてたらかなうんだぞ』と改めて言いたいですね」と万感の思いを語っていた。

 また、オープニング主題歌「BRIGHT EYES」を歌うASH、前期エンディングテーマ「Missing Link」を歌うMindaRyn feat. ASHも歌唱した。

 ヒーローも怪獣も存在しない地球に、突然「ソラ」から落ちてきた宇宙人。それは、赤き宇宙ブーメラン「オメガスラッガー」をシンボルに持つ、“究極”の名を冠したウルトラマン。それまでの記憶を失った宇宙人「オメガ」は、地球人の姿で現れ、「ソラト」と名付けられる。「ソラト」は初めて触れ合う生命体である「地球人」を理解しようと、興味津々に人々を見つめる。ときに出現する巨大生物、ソラトの失われた記憶からよみがえる「怪獣」という言葉。次々と出現する巨大生物「怪獣」を目の前にして、無意識に使命感をかき立てられるソラトは「ウルトラマンオメガ」に変身し、シャープでパワフルな戦いを繰り広げる。

 一方、地球人も初めて遭遇する巨大生物と赤きスラッガーで戦う巨人が何者なのかを理解しようと、あらゆる視点からその姿を見つめる。やがて結ばれる「宇宙人と地球人」のバディ。ソラトと平凡な青年。見つめ合い響き合うバディの心を通して、「ウルトラマンがなぜ地球を守るのか?」の問いに迫る意欲作となっている。「今、目覚めの刻(とき)」。最新シリーズ『ウルトラマンオメガ』に注目だ。
ORICON NEWS

エンタメ