【RIZIN】榊原CEO「シェイドゥラエフの防衛戦の勝者が、クレベルvs.朝倉未来の勝者と…

2025/06/14 23:20 

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RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.

■『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』(14日/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 全試合終了後に榊原信行CEOの総括会見が行われ、メインのヴガール・ケラモフvs.木村柊也の結果を受けて「7月27日の『超RIZIN.4』で、シェイドゥラエフvs.ケラモフのタイトルマッチという気持ちには、正直なっていないです」と明かした。

【インタビュー動画】榊原CEO「シェイドゥラエフの防衛戦の勝者が、クレベルvs.朝倉未来の勝者と対戦する」

 5月の『RIZIN男祭り』でクレベル・コイケに勝利し、新王者となったシェイドゥラエフ。『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(さいたまスーパーアリーナ)で防衛戦が予定され、この日のメインの勝者が挑戦者の第一候補と明言されていた。

 榊原CEOは「ケラモフがシェイドゥラエフのタイトルに挑むにあたって求められたのは、圧倒的な勝利だったと思います。ファンのハートを掴むような圧倒的な勝利をもぎ取れば良かったけど」と、MMAデビュー6戦目の木村に判定まで持ち込まれたケラモフに対して、物足りなさを感じた。

 今大会はビクター・コレスニックやイルホム・ノジモフら久々に参戦したフェザー級の外国人ファイターが、日本人相手に鮮烈なKO勝利を収めた。彼らに対して榊原CEOは「この先が楽しみ」と期待するも、タイトル挑戦者としては「ファンの皆さんに見たいと思ってもらえるような選手ではないので、いきなりタイトル戦は考えていないです」と否定した。

 ケラモフの試合内容には満足感はないものの「ケラモフが勝利したことは間違いないので、怪我がない状態が確認できたら、本人サイドとも話してケラモフを行かせるかもしれません」と第一候補であることは変わらない。それでも、別のファイターが挑戦者になる可能性も含めて「そういうことも視野に入れて、もう1回しっかり状況を判断して考えてみたいと思います」と語った。

 さらに、『超RIZIN.4』で対戦するクレベル・コイケと朝倉未来の勝者が「次のフェザー級のタイトル挑戦者でいいんじゃないかと思っている。7月のシェイドゥラエフのタイトルマッチの勝者の次の対戦相手は、クレベルと未来の勝者でいきたい」と今後のタイトル戦線を展望した。


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