浪川大輔、山寺宏一の“石川五ェ門”演技に危機感 『ルパン三世』収録代読に「やめて!」

2025/06/19 19:40 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山寺宏一の“石川五ェ門”演技に危機感を感じたと明かした浪川大輔 (C)ORICON NewS inc.

 アニメ『ルパン三世』の完全新作映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』(27日公開)のジャパンプレミア試写会が19日、都内で開催され、出演キャストの栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、片岡愛之助、小池健監督が登壇した。

【集合ショット】さすがの貫禄!クールにポーズをきめる栗田貫一&浪川大輔ら

 今回の映画は、1996年公開の『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来、約30年ぶりとなる2Dアニメ劇場版として公開されることから、30年前を振り返ることになり、浪川は「ただの浪人生でして…。大学受験に失敗したところ」と苦笑い。

 2011年から井上真樹夫さんの後任として石川五ェ門役を務めているが、「栗田さんや山寺さんとかも(五ェ門の声)『できるぞ!』と言ってくるんですが、五ェ門(の声)がどんどんうまくなってきているので、やめてもらっていいですか!?」と苦言を呈した。

 隣にいた山寺へ浪川は「僕がいない時に五ェ門をやるのやめてもらっていいですか?」と追及すると、山寺は「だってよく収録の時にいないから…。誰かの代わりに代読しなきゃいけないから…」と五ェ門の声が上達した経緯を説明した。

 すると沢城は「小林清志さん(前任の次元役)がやっていた時もありましたよ?」と告白すると、栗田も「そうそう、やってたよ」とニヤリ。これに浪川は「清志さんも!?いよいよ(自分)いらないじゃん!」と嘆き、山寺は「今回は(五ェ門役)やっているよね?」とイジっていた。

 1996年公開の『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来、約30年ぶりとなる2Dアニメ劇場版として公開される同作は、地図にない謎の島を舞台に、「あなたはまだ本当のルパンを知らない」がキャッチコピーで、新作にして原点となる“究極”を描いた物語。

 ルパン三世たちはバミューダ海域へ向かうが、島に近づいた瞬間、狙撃によって飛行機は撃墜され、一行は死の島へと不時着してしまう。島の支配者・ムオムは不老不死を掲げ、世界を選別と排除で支配しようとしており、銃も刀も通じない“死なない敵”を前に、ルパンは過去と誇り、そして盗人としての矜持を賭けた知略の戦いに挑む。

 ゲスト声優として、ルパンに立ちはだかる最強の敵で、不死身の男ムオム役を片岡愛之助、ムオムに仕える謎の少女サリファ役を森川葵が担当する。
ORICON NEWS

エンタメ