韓国俳優ハ・ジョンウとキム・ナムギルが共演する復讐サスペンス『ブロークン 復讐者の夜』が、9月12日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。

【動画】韓国映画『ブロークン 復讐者の夜』予告映像

　ある日突然、弟が死体で見つかったことから始まる。さらに、弟の妻のムニョンも姿を消してしまう。深い絶望に沈む兄ミンテが真相を追う中、弟の死を予言するかのように書かれた一冊の小説の存在を知る。弟が死んだあの夜、何があったのか？

　ベストセラー作家、弟の妻、組織のボス……複雑に絡み合う人間関係の中で、ミンテの悲しみは次第に怒りへと変貌していく。その怒りは、壮絶なバイオレンスへ。圧巻のアクションシーンを通して、世界を壊すような復讐が描かれる。

　『チェイサー』『神と共に』などで知られ、韓国映画史上最年少で累計観客動員1億人を突破したトップ俳優ハ・ジョンウが、弟を失った哀しみを冷酷な怒りに変え、壮絶な復讐に挑む兄ミンテを熱演。パイプを使った接近戦や迫力のカーチェイスなど、凄絶なアクションを披露する。

　事件の鍵を握るベストセラー作家ホリョン役には、ドラマ『熱血司祭』『悪の心を読む者たち』で演技賞を受賞し、グローバルな人気を誇るキム・ナムギル。韓国が世界に誇る二大スターの共演は、映画『クローゼット』（2020年）以来、2作目のタッグとなった。

　さらに、『サスペクト 哀しき容疑者』のユ・ダイン、『アシュラ』のチョン・マンシク、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のイム・ソンジェ、『イカゲーム』のホ・ソンテといった名優たちが脇を固め、圧倒的な演技力を見せつける。

　監督を務めるのは、『The Boys Who Cried Wolf』で第20回釜山国際映画祭・韓国映画監督組合賞、第22回春史国際映画祭・新人監督賞を受賞した俊英キム・ジンファン。『工作 黒金星と呼ばれた男』『アシュラ』やドラマ『悪の心を読む者たち』などを手がけた名門スタジオ、サナイピクチャーズが、二大スターと新鋭監督を迎えて製作したことでも話題を呼んだ。

　公開前から世界158の国・地域への販売が決定し、韓国では公開初日動員数1位（映画振興委員会映画館入場券統合電算網調べ、2025年2月6日時点）を記録。さらに第21回グラスゴー映画祭非コンペティション部門にも正式招待されるなど、国際的にも注目を集める。

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