『イカゲーム』豪華キャスト集結、ソウル熱狂 シリーズ完結「ありがとうございました!」【レポ…

2025/06/29 12:05 

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Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3 ファンイベント

 Netflixシリーズ『イカゲーム』完結編となる「シーズン3」が、27日から配信スタート。28日には、韓国・ソウルで光化門広場からソウル広場までをつなぐ超大型韓国パレード&ファンイベントが開催された。

【イベント写真多数】ソウルが『イカゲーム』で熱狂! 豪華キャスト集結

 イベントには、イ・ジョンジェ(ギフン役)やイ・ビョンホン(フロントマン役)、イム・シワン(ミョンギ役)やチョ・ユリ(ジュニ役)をはじめ、シーズン1からパク・ヘス(サンウ役)やチョン・ホヨン(セビョク役)ら、シーズン2からチェ・スンヒョン(サノス役)らと、世界を熱狂させた全シーズンのキャストが一堂に集結。日本からは『イカゲーム』大使の手越祐也が駆けつけ、現地から終始テンションMAXでパレードとイベントの様子を日本のファンに向けて生配信で贈り届けた。

 パレードは、スタート地点となる光化門広場から終点のソウル広場まで、約1キロの道路に大勢のファンが集い、ピンクガードや緑ジャージなどコスプレ姿も多数。そこへシーズン1の第1ゲーム「だるまさんがころんだ」から登場し本作のアイコン的な存在にもなったヨンヒ人形が特大サイズで現れ、「だるまさんがころんだ」を実施する壮大なパフォーマンス。その他にもピンクガードの大群や、作品にも登場する巨大な豚の貯金箱などが横断するなど、『イカゲーム』の世界がそのままソウルに創り出された。

 パレードを間近で見守った手越は「イカゲームの世界が飛び出してきたような世界観を目の前で見れてとても楽しかったですし、楽しかったですし、華やかな演出や規模感が本当にすごかったです!」と感激。

 特設ステージに登壇したイ・ジョンジェは「きょうはたくさんの方にいらしていただいて心から感謝しています。イカゲームが終わったという実感をきょうやっと感じられています」と語り、「ギフンとは長い道のりを共に歩いたので、たくさんの思い出があります。本作を応援し、愛してくれた皆様、本当に感謝しています!」と呼びかけた。イ・ビョンホンは「フロントマンは最初はカメオ出演で始まったキャラクターです。簡単な撮影になると思って臨んだら、シーズン2と3も撮影することになりました。監督とたくさん相談しながら、たくさんの愛情を抱いたキャラクターになりました」と役柄への愛を告白。さらに「この作品は韓国の映像文化の歴史に大きな真実を残したと思います。そのような作品に参加できたことを、とても光栄に思っています」と語った。

 イム・シワンは「本作にたくさんの応援と関心を寄せてもらってうれしいです!シーズン3が配信されて、すっきりした気持ちになりました。皆さんに会えてうれしいです」と語り、元IZ*ONE・チョ・ユリは「先ほどパレードを観て、シーズン3も終わったことに実感が湧いてきました。とても楽しい時間でしたし、こうしてたくさんの方に集まっていただけて感謝を伝えたいです」と熱く語った。パク・ソンフンは「久しぶりにヨンミと会えて、本当にうれしくて胸がいっぱいです!」と、シーズン2で悲しい別れとなったヨンミ役のキム・シウンとの再会に歓喜した。

 シーズン1と2で脱落したプレーヤーたちもそろった。シーズン1に登場したパク・ヘス(ギフンの友人サンウ役)は「きょう皆さんにこうして久しぶりに会えて、失った家族に会えたようでうれしいです。シーズン3ももちろんみました!ギフンを抱きしめてあげたいです!そして、世界中に感動を与えたすべての俳優たちと監督に心より感謝しています」とスピーチ。『イカゲーム』をきっかけに世界的二活躍するチョン・ホヨン(セビョク役)は「皆さんと久しぶりに再会できて本当に感動しています。シーズン3もぜひ観てください!監督も本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

 元BIGBANGのT.O.P.ことチェ・スンヒョン(サノス役)は「このような偉大な作品に参加できて、たくさん学ぶことができました」と喜びつつ、ファンからの質問で「シーズン3まで生き残っていたらどのゲームならクリアできると思う?」と聞かれると、「サノスにとってゲームは遊ぶようなものなのでなんでもクリアできたはずですが、”かくれんぼ”ならあちこちに移動してうまく活躍できたと思います」と語った。

 そして、『イカゲーム』という世界的ヒットシリーズを生み出したファン・ドンヒョク監督は「暑い日にたくさんの方に集まっていただき、そしてパレードも準備していただき、感謝しています。パレードで作品のシンボルがたくさん登場し、いろいろなものを作ったんだなと思い出しました。あまりにも長い間すべてを捧げて作った作品なので、少し寂しい気持ちもありますが、背負っていた大きな荷物を下ろしたと思うと複雑な感情が入り乱れます。これまで作品を視聴してくれたファンの皆様、大きな愛情を与えてくれてありがとうございました!」と熱い想いを語り、大熱狂に包まれたパレード&ファンイベントは幕を閉じた。

 『イカゲーム』大使としてイベントの熱気を伝えた手越は「まわりを見渡すと、韓国の方だけでなくいろいろな国の方々が観覧していて、改めて作品のすごさを感じました。世界中でのヒット作というのは中々簡単に作れるものではないと思うので、改めて『イカゲーム』という作品のすごさを再認識しました」と感想。シーズン3については「ゲームもハラハラしましたし、時には作品が大好きだからこそのもどかしさなんかもあったりして、最後の最後まで楽しめました。本当に見応えがあって、さまざまな魅力が詰まった作品だと思いました」と語った。そして最後に、「”イカゲーム大使”という大役をいただいてから、より作品を好きになりました。(自身の)ライブのMCでも勝手にイカゲームのすばらしさを大使として話しちゃいました(笑)。ただのデスゲームではなく、日常生活の自分たちにも重なるようなたくさんのメッセージを受け取れる作品になっています。目の前でフィナーレを迎えましたが、この先もイカゲームという作品はみんなの記憶の中にも生き続けるような作品になると思います。ぜひまだ見ていない人もいると思うので、ぜひ今からでも見てほしいです」とメッセージを寄せた。

■『イカゲーム』シーズン3
イカれたゲームに終止符を打つためゲームへと舞い戻ったギフンだったが、運営側に反乱を起こすも目の前で大切な親友の命を奪われてしまったシーズン2。絶望の淵へと追い詰められるギフンだが、シーズン3のゲームはこれまで以上に残酷さを増し、史上最悪に非道に。さらにプレーヤーにとってトラウマ級の存在ヨンヒが、新たなゲーム「大縄跳び」でカムバックし、かつてない地獄へと叩き落していく――。果たして物語の結末は絶望なのか、希望なのか…そして、最後に生き残り賞金を手にするのは誰なのか?あるいは… 生き残る者自体、存在するのか?
Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン1~3:独占配信中
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