『ジョーズ』スピルバーグ自らが語る伝説の舞台裏、7月11日よりディズニープラスで独占配信

2025/07/05 21:14 

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『独占!『ジョーズ』50周年:スピルバーグが語る伝説の裏側』7月11日よりディズニープラスにて独占配信 Jaws @ 50: The Definitive Inside Story (C)2025 NGC NETWORK US, LLC.

 1975年に公開され、当時の全米興収記録を塗り替える世界的大ヒットを記録した映画『ジョーズ』。その公開50周年を記念した特別ドキュメンタリー『独占!『ジョーズ』50周年:スピルバーグが語る伝説の裏側』が、7月11日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信されることが決定した。

【動画】スティーブン・スピルバーグが『ジョーズ』の舞台裏を独占公開

 本作では、監督スティーヴン・スピルバーグ自身が、今もなお多くの人々を魅了する『ジョーズ』の誕生秘話や撮影現場での数々のトラブルを回想。さらに、『タイタニック』のジェームズ・キャメロン、「スター・ウォーズ」シリーズのジョージ・ルーカス、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキスなど、ハリウッドを代表するフィルムメーカーたちが、『ジョーズ』が自身の作品や映画界に与えた影響を語る貴重なインタビューも収録される。

 監督は、ディズニープラスで配信中の『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』も手がけたロラン・ブーズロー。スピルバーグ監督や原作小説『ジョーズ』著者ピーター・ベンチリーの個人アーカイブから提供された未公開映像を駆使し、当時の撮影現場の舞台裏を鮮明に再現する。壊れやすい機械式のサメ模型、予期せぬ天候不順、スケジュールの遅延など、監督自身が「クビになるかと思った」「完成時はパニック発作を起こした」と振り返るほどの試練の連続が、ドキュメンタリーの中でリアルに明かされる。

 出演者はスピルバーグ監督のほか、オリジナルキャストや製作スタッフも顔を揃える。ジョー・アルヴス(美術監督)、ジョナサン・フィレイ(キャシディ役)、ロレイン・ゲイリー(エレン・ブロディ役)、カール・ゴットリーブ(脚本・メドウズ役)、ジェフリー・クレイマー(ヘンドリックス役)、イアン・ショウ(クイント役のロバート・ショウの息子)、ジェフリー・ヴォーヒーズ(アレックス・キントナー役)、そして映画音楽界の巨匠ジョン・ウィリアムズが、当時のエピソードや撮影の裏側を証言する。

 さらに、J・J・エイブラムス、エミリー・ブラント、キャメロン・クロウ、グレッグ・ニコテロ、ジョーダン・ピール、スティーヴン・ソダーバーグ、ギレルモ・デル・トロなど、ヒット作を作り続ける映画監督や『ジョーズ』の熱烈なファンだという俳優たちも登場。『ジョーズ』がいかにして現代映画に影響を与え続けているのかを、それぞれの視点から語る。

 本作はまた、映画の影響がポップ・カルチャーだけでなく海洋保護活動にも及んだ事実を掘り下げる。海洋保護活動家、科学者たちとの対話を通じて、『ジョーズ』がもたらしたサメへの恐怖心を、いかにして海洋への関心や保護意識に変えたかについても真摯(しんし)に描く。

 製作は、スピルバーグ監督の製作会社アンブリン・ドキュメンタリーズとネッドランド・フィルムズ。海洋保護活動家で原作小説『ジョーズ』の著者ピータ
ー・ベンチリーの妻で、サメと海洋政策の提唱者でもあるウェンディ・ベンチリー、研究者のローラ・ボウリングがパートナーとして参加。また著者の子どもであるトレイシー・ベンチリー・ターナー、クレイトン・ベンチリー、そしてピーターの弟ナット・ベンチリーも登場し、小説執筆のきっかけとなった逸話や当時の思い出を語るなど、『ジョーズ』の原点と遺産を多角的に伝える。


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