ブラッド・ピットのシャワーシーン公開 映画『F1/エフワン』全世界興収2.9億ドル突破

2025/07/07 18:25 

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映画『F1/エフワン』(公開中)(C)2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

 ブラッド・ピット主演のF1レース映画『F1/エフワン』(公開中)が、公開2週目の週末までに全世界興行収入2億9300万ドル(Box Office Mojo調べ)を突破する大ヒットを記録している。日本でも累計動員57万1334人、累計興行収入9億7182万1040円を突破し、通常上映に加え、4D、Dolby Cinema、ScreenX、IMAXなどラージフォーマット上映も好調だ。

【動画】映画『F1/エフワン』本編映像

 『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督とブラッド・ピットが再タッグを組んだ本作は、F1の全面協力を得て制作。現役F1世界チャンピオンのルイス・ハミルトンもプロデューサーに名を連ね、世界各国の実際のサーキットコースを使用するなど、映画史上類を見ないスケールで撮影が行われた(日本の鈴鹿サーキットも登場する)。

 ブラッド・ピットが演じるのは、かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1ドライバー、ソニー。引退後の生活から復帰し、若手ドライバー(ダムソン・イドリス)や崩壊寸前の弱小チームを導いていく役どころだ。出演者本人が数ヶ月にわたる厳しいトレーニングを受け、実際にF1マシンを操縦するなど、限界までリアルを追求した。

 今回解禁された本編映像は、ハビエル・バルデム演じるチームオーナーのルーベンが、F1から遠ざかっていたソニーのもとを訪ね、その腕を見込んで弱小チームを再建しようと熱烈に勧誘するシーン。ソニーのシャワータイムにまで押しかけて体を洗う彼に必死で口説き続けるという、ブラッド・ピットの肉体美にも思わずドキッとしてしまう場面となっている。

 かつて同じチームに所属し、仲間でありライバルでもあった過去を持つ2人。「お前は腕も経験もある」「うちの天才ルーキーと組めば最高のチームができる」と絶賛しつつ、「車中暮らしでギャンブルに溺れチャンスを逃した」と痛いところも突くルーベンの“口説き方”からは、旧友ならではの距離感が伝わる。

 一方で、シャワー中の同席を許し、歯磨きまで披露しながら軽口をたたくソニーの姿からも、2人の長年の友情と信頼が感じられる印象的なシーンだ。

 映画本編では、ルーベンの誘いに応じて再びサーキットに戻ったソニーが、型破りな振る舞いでチームメイトと衝突を繰り返しながらも、その“常識破りの作戦”で最弱チームを勝利へと導いていく。


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