『ブラック・ショーマン』華麗なイリュージョンと謎解きが交錯する最新予告映像解禁 福山雅治が…

2025/07/15 05:00 

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映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)(C)2025「ブラック・ショーマン」製作委員会

 俳優の福山雅治主演、有村架純共演する映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)より、新たな本編映像と福山が描き下ろしたテーマソング「幻界(げんかい)」を使用した、最新予告映像が解禁となった。

【動画】『ブラック・ショーマン』最新予告映像

 原作は、東野圭吾の小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫)。2ヶ月後に結婚を控えていた神尾真世(有村)の父・神尾英一が何者かに殺された。元中学校教師で、多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか。

 真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは叔父の神尾武史(福山)。かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンだ。 卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器に、武史は姪・真世と共に、大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む。

 解禁となった予告映像は、無数のトランプと紅葉が舞う中、福山演じる神尾武史がド派手なイリュージョンを披露する場面から幕を開け、主人公の鮮烈なキャラクターを印象づける。

 劇中では、有村演じる姪・真世が「お父さんがなんで殺されなきゃいけなかったのか、ちゃんと知りたい」と涙ながらに訴え、武史が「例えどんな手を使っても、俺が突き止める」と応じる緊張感あふれるやり取りも。さらに、真世の同級生たちが容疑者リストに名を連ね、互いに激しくぶつかり合う姿が映し出される。

 映像内には「全員嘘をついている」という衝撃的なコピーも登場。いったい誰が何を隠し、どんな嘘をついているのか。真実が明かされる瞬間への期待をあおる内容となっている。ナレーションは特報第1弾に続き津田健次郎が担当し、丸山智己、濱田マリらの新キャストも加わり、「全員が怪しい」群像劇を盛り上げる。

 予告映像内で使用されている楽曲は、福山が本作のために書き下ろしたインストゥルメンタルテーマ「幻界」。福山は「主人公・神尾武史がかつてベガスの舞台に立っている頃、その登場曲をイメージして作りました」とコメント。「幻界」というタイトルは、「武史は“幻の景色を表現することができる、幻の世界の住人”というキャラクター設定で、現実と非現実のギリギリの世界を攻めていくマジシャンとしての矜持を、同じ読みとなる“限界”にかけたダブルミーニングとなっております」と説明。映像と共に楽曲の世界観にも注目だ。

 また、最新ビジュアルも公開。宙に舞うトランプと鋭い眼差しを向ける福山・有村の“叔父と姪のタッグ”を中心に、万華鏡のように散りばめられたキャスト陣が怪しくも美しい世界観を演出。それぞれの表情からは不安、疑念、緊張がにじみ出し、一筋縄ではいかない人間ドラマを予感させる。ポスター下部には逆さに映し出された鏡の中の武史の姿もあり、「手段を選ばず、手品のように華麗に謎を解く」という本作のテーマを象徴する仕上がり。武史は一体どんな“マジックショー”で事件を解決していくのか、楽しみだ。

 さらに、ティザーポスタービジュアルをあしらったムビチケカードの発売も決定。今週18日より販売が開始される予定だ。華やかでミステリアスな世界観を堪能できる本作の続報に、引き続き注目したい。

■福山雅治のコメント(全文)

 テーマソング「幻界」。主人公・神尾武史がかつてベガスの舞台に立っている頃、その登場曲をイメージして書き下ろしました。タイトル「幻界」は、武史が元・トップマジシャンであること。その武史は「幻の景色を表現することができる、幻の世界の住人」というキャラクター設定で、現実と非現実のギリギリの世界を攻めていくマジシャンとしての矜持を、同じ読みとなる「限界」にかけたダブルミーニングとなっております。ぜひ、映画に登場する全てのキャストが織りなす「幻界」の物語をテーマソングと共に楽しんでいただけたら。


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