アイス購入が“夜型“化? 一日を締める楽しみに「○○おわりアイス」が急増、ファミマルアイス…

2025/07/16 19:00 

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ファミマルのコンビニアイス

 ファミリーマートが展開するプライベートブランド「ファミマル」のアイスに関する購買データによると、アイスの購入時間帯に“夜型”の傾向が強まっていることが明らかになった。「夜のはじめ頃(18~20時)」が最も購入されており、「夜遅く(21~23時)」も増加傾向にある。背景として「お風呂あがり」や「家事おわり」など、1日の締めにアイスを楽しむ“〇〇おわりアイス”の浸透がある。

【写真】「さっぱり系アイスをがっつり食べたい…」北海道産練乳のいちご氷バー

 同社が公式Xアカウントで実施したアンケート(2025年7月4日~5日)では、「ファミマルアイスを食べたいタイミング」について8384票の回答が寄せられた。最多は「お風呂あがり」で4862票(58%)を獲得し、次いで「家事おわり」が2179票(26%)という結果に。また、「学校帰り」「仕事終わり」「ジム帰り」など、生活の一区切りでアイスを楽しむ声も多く上がっている。

 またアイスと一緒に購入される“お供商品”として最も多かったのは、『ファミチキ(骨なし)』だった。熱々の揚げ物と冷たいアイスの組み合わせは、コンビニならではの手軽な贅沢として人気が定着しているようだ。

 季節別の傾向として、アイスの購入が夏に大きく伸びる都道府県では、鳥取県が最多となる意外な結果に。気温や地域性も影響していると考えられるが、白バラ牛乳を製造する「大山乳業」をはじめ、ミルク系のアイスクリームやソフトクリーム、ご当地の果物を使ったジェラート・かき氷など、ひんやりスイーツ自体が広く受け入れられている印象がある。

 また、曜日別では「土曜日」が最も高く、平日では「金曜日」が多かった。”○○おわりアイス”と同様に、1週間の締めの“ご褒美アイス”としての需要がみられている。

 2025年のファミマルアイスは、氷菓系からマルチタイプまでラインアップが充実している。特に『たっぷりフルーツのしろくま』や『北海道産練乳のいちご氷バー』など、フルーツ系のさっぱり氷菓商品が人気を集めている。家族や友人とシェアできる『こだわりの果汁入りフルーツバー』(8本入)や『パリパリチョコバニラバー』(6本入)などのマルチタイプも、手軽さとおトク感で支持されている。

 気温の上昇とともに需要が高まっていくアイス。1日や1週間の疲れを癒やす“〇〇おわり”のひとときに、ファミマルのアイスが欠かせない存在となっている。
ORICON NEWS

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