大谷翔平、5年連続5回目のオールスター出場 第1打席で中前打

2025/07/16 09:33 

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 米大リーグの第95回オールスター戦は15日、ブレーブスの本拠地、アトランタのトゥルーイスト・パークで行われ、ドジャースの大谷翔平選手(31)がナショナル・リーグの「1番・指名打者(DH)」で5年連続5回目の先発出場を果たし、2打数1安打1得点だった。

 一回裏の第1打席で、昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)左腕のタイガース・スクバル投手から中前打を放ち、味方の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

 二回裏の第2打席ではライトポール際へ特大のファウルを放ち球場を沸かせたが、一ゴロに倒れた。

 五回裏に代打を送られて交代となった。

 試合は九回を終えて6―6の同点となり、今回から採用された両リーグの3選手による本塁打競争で決着がつき、ナ・リーグが勝利した。

 大谷選手は、野手を対象にしたファン投票でナ・リーグ最多の396万7668票を獲得した。初出場はエンゼルス時代の2021年で、昨年は初めて本塁打を放った。

 今季は前半終了の13日時点でリーグトップの32本塁打をマーク。91得点は両リーグ最多で、1番として打線をけん引している。6月からは2年ぶりに投手に復帰し、5試合に先発登板。投打「二刀流」の復活を果たした。

 日本勢は他に、ナ・リーグでドジャースの山本由伸投手、ア・リーグでエンゼルスの菊池雄星投手が選ばれた。山本投手は初、菊池投手は4年ぶりの選出だったが、ともに登板間隔などを考慮して出場しなかった。

 後半戦は18日(日本時間19日)から始まる。

毎日新聞

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