エンタメ特化型クラウドファンディング「シネファ」始動、クリエイターの声に応える支援体制を構…

2025/08/04 20:28 

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新たなエンターテインメント特化クラウドファンディング「シネファ」が誕生

 新たなエンターテインメント特化型クラウドファンディングプラットフォーム「シネファ」(主催:シネファ合同会社)が、8月7日にローンチする。 単なる資金調達の場にとどまらず、「支援」と「発信」が一体となったコミュニティの創出を目指す、これまでにない新しいかたちのプラットフォームだ。

 「映画を作りたい」「映画館を盛り上げたい」「書籍を出版したい」「演劇を上演したい」「イベント制作資金を集めたい」「楽曲を制作したい」「グッズを制作・販売したい」──そんな多様なクリエイターたちを支える、多角的かつ包括的な支援体制が整えられており、創作の“入口”から観客に届ける“出口”までを強力にバックアップする。

 本プロジェクトは、マーケティング戦略・プロモーション企画のプランニングをGLAPentertainment(東京都渋谷区、代表取締役:坂本大輔)が中心となり、DOKUSO映画館創業者の玉井雄大氏も参加。DOKUSO運営時に培った知見と経験を生かし、クリエイティブ業界が抱える日本独自の課題解決を目指してスタートを切る。契約関連や物流の運用をナカチカ株式会社が、映画のインディーズクリエイターの二次利用のアドバイスをモクカ合同会社がサポートする体制となっている。

  多くの観客、映画制作者、地域の方々に支えられてきた“キネマ旬報シアター”の参加が決定。空調設備や配管など建物の基幹部分の老朽化により、閉館の瀬戸際まで追い込まれており、映画を届ける場所そのものが維持できなくなってしまう危機にある。全面交換が不可避となった基幹設備の老朽化を改善するための目標金額は7000万円(内訳:空調機器本体費用、取り付け・電気・設計工事費用、安全基準への適合工事(消防・防災)、上映機器の全面入れ替え(3台)、クラファン手数料・返礼品制作費広報・報告体制の整備)。

■「シネファ」の主な特徴

(1)掲載手数料0%
 集まった支援金の100%がクリエイターに届く仕組みを採用。資金繰りの負担を軽減し、創作活動に専念できる環境を整える(※支援者には別途、システム利用料10%が発生)。

(2) 立ち上げが簡単
 テンプレートを選ぶだけでプロジェクトページが作成可能。作業の手間を大幅に削減し、審査も最短即日で完了。スピーディーに支援を募集できる。

(3)リターン品の制作・発送を代行
 ノベルティなどのリターン品制作から発送までをワンクリックで代行。在庫リスクもなく、ファンに特別な体験を届けられる。

■玉井雄大氏(GLAPentertainment執行役員)のコメント

 今回、多くの仲間とともに、エンターテインメントに特化したクラウドファンディングプラットフォーム「シネファ」を立ち上げることができました。私自身、クラウドファンディングを活用し、多くのご支援をいただいた経験がありますが、少人数の体制では準備やリターン品の発送が負担になり、心から制作に集中することが難しいこともありました。「シネファ」では、映画や演劇、ものづくりなど広くクリエイターが作品制作に集中できる環境を提供すること、そしてご支援いただき制作した作品が「作っただけ」で終わらず、広く届けられるように幅広く支援していける土台を用意しています。DOKUSO映画館の時から夢描いていた世界をエンターテインメント全体に広げ、今度はシネファで実現していけたらと考えています。あなたの大事な作品を一緒につくらせていただけたらうれしいです。
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