INI尾崎匠海&藤牧京介、2人で初フェス出演 圧巻の歌唱力で魅了

2025/09/07 09:00 

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『HAPPINESS JAM 2025』に出演したINI(左から)尾崎匠海、藤牧京介(撮影:勝村祐紀)

 11人組グローバルボーイズグループ・INIの尾崎匠海と藤牧京介が6日、長崎スタジアムシティHAPPINESS ARENAで開催された『HAPPINESS JAM 2025』に出演した。

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 『HAPPINESS JAM 2025』は「音楽でつながる、たくさんのハピネスを詰め込んだ特別な1日」をテーマに、J-popアーティストが集結する新たな屋内型大型音楽フェス。スポットライトに照らされ、白と黒の対照的な衣装に身を包んだ尾崎と藤牧がステージに登場すると、会場からは歓声があがった。2人でのフェス出演は初めてということで、どんなステージになるのか期待感が高まる中、INIの楽曲「HERO」をアカペラで歌い始め、一瞬で会場全体を引き込んだ。INIのフェス定番曲を力強く歌いあげ、熱気あふれるパフォーマンスに観客もペンライトや拳を掲げて応えた。

 続けて「Don’t Worry」「Pay Back」とそれぞれのオリジナル楽曲を互いにfeaturing形式で披露した。互いの曲を一緒に歌い、踊るスペシャルな演出にファンは大興奮。Amazon Primeオリジナルドラマ『私の夫と結婚して』のテーマソング「So You Can Shine」では、尾崎の高音が突き抜けるように響き渡り、藤牧の穏やかな歌声が会場を包み込んだ。

 そして、藤牧が「続いて聞いていただく楽曲は、HYの仲宗根さんが僕たちに楽曲提供してくださった曲です」と紹介し「Unrequited Love」へ。叶わない恋をリアルに描いたバラードで、異なる声質が重なることで切なくも美しいハーモニーが生まれ、聴く人の心に寄り添った。「蕾」(コブクロ)のカバーでは、目を合わせながら互いの声を引き立て、圧巻の歌唱力で歌いあげた。

 ライブ初披露の「プロポーズ」は、多田慎也氏が作曲を手掛け、尾崎・藤牧が作詞を担当した楽曲。愛する人と未来を重ねる強い想いを映し、人生の特別なシーンに寄り添う、純粋で幸福に満ちた“約束のラブソング”となっている。大切な人を想い、未来を願う気持ちを歌声に込め、会場もあたたかなムードに包まれた。「最後はこの曲でひとつになって終わりたいと思います!声聞かせてください!」と煽ると、ラストはINIの楽曲「Party Goes On」。テンポの良い軽快なメロディーに乗せて観客も手を挙げ、尾崎が「みなさん今日はありがとうございました!最後に一番大きな声、聴かせてほしいです!」とさらに煽り、「Party Party!」と声を出し、ハッピーなムードでステージを締めくくった。

 新たな挑戦としてオリジナル楽曲を制作し、路上ライブやMV制作などさまざまな形で“歌”と向き合っている尾崎と藤牧。真摯に歌と向き合い、たくさんの人に歌声を届けてきた。今後は、9月20日に滋賀で開催される『イナズマロックフェス 2025』への出演が決定している。
ORICON NEWS

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