とにかく明るい安村、周囲からの期待「僕らのようないわゆる“一発屋芸人”たちは難しい」【オリ…

28日放送『ライターズ!』に出演するとにかく明るい安村

【動画】わかる!安村、体温計る時“あるある”披露
■高校野球時代の持ち味を活かした「声出し」
『千鳥かまいたちゴールデンアワー』は、千鳥とかまいたちがMCを務め、さまざまな“テッパンネタ”をテーマに、豪華芸能人や人気芸人たちをゲストに迎えての爆笑トークや体当たりのロケ企画などを実施。2組ならではのボケ多めなやりとりや、予測不能な展開も見どころとなっている。今回は全国各地のアナウンサーらが登場し、地元ならではの爆笑ネタを披露する人気企画「ご当地テッパンネタ大賞』の第2弾を届ける。同番組にて数々の企画に登場している安村は、北海道出身芸人として登場している。
収録を終え「いろんな都市のアナウンサーの方がたくさん来てくださったんですが、いつもの番組とはまたちょっと違った感じで、とても楽しかったです」とコメント。地元・北海道の見どころについては「やっぱり札幌テレビの内山佳子アナウンサーですよね」と即答した。
内山アナウンサーはアナウンサー歴30年を超えるベテランで、6月放送の「全国テッパンアナウンサー大集合SP」では、“27年間一度も全国放送に出たことがないアナウンサー”として紹介された後輩・吉川典雄アナウンサーを猛プッシュ。7月放送の第1弾では同局の情報番組『どさんこワイド179』で20年以上続く名物コーナー「お絵かきですよ!」を紹介し札幌テレビの魅力を全力でアピールするなど、ひときわ目を引いていた。
さらに、安村が気になったのは、福岡放送の須田健太郎アナウンサー。「東京ってことでだいぶエンジンかかっちゃってて。あんな人を久々に見ましたね、おもしろかったです」と振り返った。
一方、自身の見どころについては、「声出し」。「2時間スペシャルってことで、収録がいつもより長めだったので、演者さんがだれないように『オッケー!』とか『最高ー!』とか、スタジオで声出ししていました。高校生の時に野球部のベンチで声出ししていたので、それが活きましたね」と語る。さらに、番組の一番の見どころについては、「後半の眠たそうな顔」という気になるコメントが。今回番組内では、地方グルメの紹介も盛りだくさん。試食も多く、その結果、ゲストの芸人たちを強烈な睡魔が襲ってしまったそう。なかなか見ることができない芸人たちの表情が垣間見えるかもしれない。
■「よく笑ってくれますね。ありがたい」
MCを務める千鳥は同じ事務所の先輩で、ほぼ同世代という間柄。安村がコンビ時代にも、まだ大阪で活動していた千鳥と何度も共演した。互いにブレイクした今、「ライブで一緒になってよく戦ったりしていたので、こんなふうに一緒にゴールデンの番組に出られるなんてうれしいです」としみじみ。プライベートでの貴重な思い出として、「昔、ノブさんと、もう1人の芸人と3人で、電車で鎌倉に日帰り旅行をしたことがあるんですよ。まだお互い独身だったんですけど、江ノ島のプールに行って、『女の子いるぞ』『声かけようぜ』って言いながらも、根性がなくて全然声をかけられず(笑)」と振り返った。
一方、かまいたちは同じ事務所の後輩ながら、かまいたちが大阪で活動している時代については、「舞台上以外であまりしゃべらないみたいな感じでしたね」とのこと。しかし、かまいたちが上京し、たびたび共演するに伴って、プライベートの交流も増えてきた様子。
「濱家は何回か一緒にご飯行きました。一度、FUJIWARAの藤本さん、僕、濱家、ライスの関町と4人でご飯を食べたとき、藤本さんと僕と関町の薄いボケに濱家が驚いてました、エピソードトークとかまったくない薄いボケダジャレに(笑)」と明かした。
そんな思い出のある2組がMCを担う『千鳥かまいたちゴールデンアワー』で、体を張って検証ロケをしたり、スタジオで全力で声出しをしたりしているだけに、「千鳥さんもかまいたちも、やっぱりよく笑ってくれますね。ありがたいですよね」と感謝していた。
■方程式は「パンツ+ルーズソックス」
とにかく明るい安村といえば、パンツ一丁で登場しさまざまなポーズを決めながら、「安心してください、はいてますよ」という決めゼリフを言うテッパンネタが、日本のみならず世界でもブレイクしている。安村はこのネタについて「こんなテッパンネタになるとは思っていなかった」と回想。「もう裸のネタを初めて11年。もちろん飽きられたときもありましたけど、海外の番組で決勝まで行けましたし、今は英語バージョンを日本でもやったりしています。英語バージョンは新しい感じでやってみたんですけど、やっぱり盛り上がるんですよね。英語で『Pants!』って言うと、子どもたちもいっぱい『Pants!』って言ってくれたり、うれしいですね」と話した。
ブレイクしただけに、今後の周囲からの期待も大きいようで「新たなテッパンネタも作りたいですけど、なかなか難しいんですよね。裸のネタをやると『また裸のネタか』って思う方もいるし、やらないと『やらないんですか』って思う方もいるし。僕らのようないわゆる“一発屋芸人”たちはやっぱりそこが難しいですね」という悩みも。パンツネタ以外のテッパンネタはまだないものの、番組収録では“声出し”を自身のテッパンの武器として、「とにかく声を出す」と宣言。「なんとかこう、『いるぞ!』っていうアピール。『まだ安村いるぞ!』っていうアピールをしてます(笑)」と明かした。
そんな安村を深く知るための要素<方程式>は「パンツ+ルーズソックス」。ネタをやり始めたころは裸足だったため、正真正銘のパンツ一枚で登場していたが、足元の冷え対策のために履き始めたルーズソックスが、平成ブームの再来も相まって、若い人たちにもウケているそう。パンツ一枚といういで立ちにルーズソックスをプラスするセンスも人気が長続きしている秘訣かもしれない。
なお番組内では、安村がMCを務めるコーナー「どこかで聞いたことがある音イントロクイズ」が大好評。裸という芸風上、なかなかMCをする機会がない安村だけに「評判いいんんですよ。MCはやっていきたいですね、やっぱり」と、このコーナーMCへの気合いは人一倍。「史上初の裸MCをやりたいです、なかなかいないですからね」と語気を強め、「番組化したほうがいいんじゃないかって雰囲気は感じてます。いや、なんか動いてるっていう噂も。なので、『千鳥かまいたちゴールデンアワー』でイントロクイズだけ1時間やって、そのあと深夜番組でやって、そこから徐々に」と期待を膨らませる。
そして、すでに大成功している海外での活動にもさらなる目標が。「“おならを自由に出す”ネタのピン芸人・市川こいくち、パンストでテーブルクロス引きをするピン芸人・ウエスピーの3人で“THE TOKYO IDIOTS”というユニットを組んで海外公演をしていて、今後いろんな国で公演をやりたいです」と語る。3人は今年の夏、韓国のコメディフェスティバル「釜山国際コメディフェスティバル」で「Ocean of Laughter Award(笑いの海賞)」 を受賞。「僕たちの公演を本当に観てほしいです。すごいんですよ、信じられないくらいウケるんです。かなり手ごたえがあるので、経験を重ねて、世界中やれる限りはやりたいですね」と語った。
(取材・文/インビジブル・K)
※取材の模様は、28日放送の『ライターズ!』(日本テレビ 日曜深夜1:59 ※34分繰り下げ)でもご覧いただけます。
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