タモリ、北海道でクマをあらゆる角度から学ぶ “冬クマ”“アーバンベア”にも迫る

2025/10/27 10:25 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

11月7日放送の『タモリステーション』(C)テレビ朝日

 11月7日放送のテレビ朝日系『タモリステーション』(後8:00)では、次ぐ《クマ被害》にスポットを当て「なぜクマは人里へと下りてきたのか!?なぜ人間を襲うのか!?そして、クマと私たちはどうすれば共生できるのか!?」を緊急&総力取材で伝えていく。スタジオには、俳優・木村佳乃のほか、酪農学園大学農食環境学群・環境共生学類教授・佐藤喜和氏、北海道猟友会・札幌支部「ヒグマ防除隊」隊長の玉木康雄氏を迎える。

【写真】タモリ、北海道でクマをあらゆる角度から学ぶ

 2025年度、クマによる死傷者数は過去最多ペースを記録しているが、専門家はこの11月以降、さらなる警戒を呼びかけている。実は、クマは個体差や年齢によって冬眠の時期にバラつきがあり、冬に出没するクマが多いことが予想されている。“冬クマ”急増の背景にある“原因”とは。さらに今年、急増しているのが、都市部に出没する“アーバンベア”。人里に現れた彼らの映像を分析すると、独自に学習、進化している可能性が浮上する。東京でもクマは生活圏に大接近しているが、今後、23区内に出没する未来はありうるのか。人口が減り、クマの数が増えているという、“逆転現象”にも迫る。

 今回は、タモリが北海道へ渡り、クマをあらゆる角度から学ぶ。“のぼりべつクマ牧場”では、クマと至近距離で対面。嗅覚や記憶力に優れているなど、実は“超ハイスペック”なクマの生態を知り、大いに驚く。ヒグマ博物館では、彼らと人間の関係の歴史をたどっていく。クマは本来、肉食動物だったが、長い年月をかけて草食にも肉食にも適応できるように独自の進化を遂げた。しかし、令和のクマは肉食に逆戻りしたともいわれており、人間にとってさらに恐ろしい存在へと変化していることがわかる。

 そして、世界でも有数のヒグマ高密度生息地である知床では、クマ対策の最前線を取材します。世界自然遺産・知床の自然を知り、守り、伝える活動を行ってきた“知床財団”で取り組んでいる、最新クマ対策とは。最近はクマ撮影のためにクマに近づいたり、車の渋滞を作ってしまう迷惑観光客も。そんな様々な問題に取り組む彼らの活動から浮かび上がるのは、クマと共生するためのヒントだった。

 番組では、もしクマと出会ってしまったらどうすればよいのか、過去の事例から対策や防衛術についても詳細解説。知らなければ命取りになりかねない対処法を伝授する。また、今年9月からはじまった“緊急銃猟制度”をはじめ、ハンターを取り巻くさまざまな問題もクローズアップしていく。クマから身を守る策を知るとともに、彼らと共生する道を探る。
ORICON NEWS

エンタメ