マライア・キャリー、7年ぶりの来日公演 名曲と新作で魅せた90分 ラストはやはりあの曲
Kアリーナ横浜公演(11月1日)の模様 Photo:Masanori Naruse

【写真】マライア・キャリー7年ぶりの来日!Kアリーナ横浜公演のステージショットが多数
今回のツアーは、2005年発表のアルバム『MIMI (The Emancipation of Mimi)』のリリース20周年を記念したワールドツアー『The Celebration of MIMI』の一環で、2024年4月から米ラスベガスでスタートしたレジデンシー公演(※同会場で長期間の公演をすること)の構成を土台に、「アクト1」から「アクト4」までの4幕仕立てで展開。MIMI時代を軸に1990年代の代表曲、そして今年9月にリリースされたばかりのニューアルバム『Here It For All』の楽曲も盛り込まれたステージとなった。
横浜初日はソールドアウト。18時過ぎ、歴代のアートワークを映した映像演出をバックに、黒とスパンコールの衣装をまとったマライアが登場し、「Type Dangerous」でライブの幕を開けた。「Emotions」ではソウルフルなアレンジが施され、続く「Touch My Body」や、「ねぇ、『Music Box』は覚えている?」というMCを挟んで披露された「Dream Lover」では、観客とのコール&レスポンスも響いた。もともとあまり踊らないマライアはほとんどダンスをせず、歌声で勝負していた。
第2幕では、「Hero」「Without You」といったバラードの名曲に加え、「Fantasy」ではウータン・クランのオール・ダーティー・バスタードによる音声が響き、バッドボーイ・リミックスバージョンで展開。「Honey」「Heartbreaker」はマッシュアップ形式で披露され、「I’m That Chick」や「My All」は、ラテンやディスコの要素を織り交ぜたアレンジとなり、新旧楽曲の魅力を際立たせた。
第3幕は「#Beautiful」でスタート。ミゲルのパートは、マライアを支える音楽ディレクターのダニエル・ムーアが担当した。新作からは「In Your Feelings」「Sugar Sweet」をパフォーマンスし、マライアの低音の美しさが印象的に響いた。また、「I Know What You Want」「Say Somethin’」「Shake It Off」では、ヒップホップアーティストとの共演曲を軸に構成され、ブライソン・ティラーの「Don’t」を織り交ぜるなど、大胆なアレンジも披露。彼女のヒップホップシーンとの深いつながりを感じさせた。
第4幕では、「Obsessed」や「It’s Like That」「Don’t Forget About Us」などを立て続けに披露。「Obsessed」では、エミネムとの確執を題材にした歌詞が大合唱となり、大きな盛り上がりを見せた。また、「Don’t Forget About Us」ではマリリン・モンローを思わせる白と銀のドレスをまとい、多層的な歌声をステージで再現。古い曲では一部音源を使用しつつも、随所で圧巻のファルセットを響かせ、観客から大きな拍手が送られた。教会出身のメンバーを含むバンドによる奥行きあるサウンドも、彼女の歌声を支えた。
『MIMI (The Emancipation of Mimi)』を象徴する楽曲「We Belong Together」では、会場全体が静まり返り、厳かな空気に包まれた。楽曲のリプライズとして、バンドが別バージョンを奏でる構成も印象的だった。
アンコールはおなじみの「All I Want For Christmas Is You」。白いミニドレス姿のマライアが登場すると、ステージは一気にホリデームードへ。サンタ帽のダンサー、紙吹雪、クリスマスツリーの演出とともに、最後まで華やかに駆け抜け、90分のショーを堂々と締めくくった。
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