安田顕、“魔法の言葉”明かす 「2回言われるとまずいけど…」

2025/12/10 20:12 

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“魔法の言葉”を明かした安田顕 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の安田顕(52)が10日、都内で行われた映画『架空の犬と嘘をつく猫』(来年1月9日公開)の舞台あいさつ付き完成披露上映会に出席。“魔法の言葉”を明かした。

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 登壇者は作品にちなみ、自身がついた“優しい嘘”について発表した。安田は「大丈夫。」という言葉をボードに書き込み、「“大丈夫”は本当の時もあるけど、半ばうその時もある」と説明した。

 続けて「人のことをおもんぱかるときに“大丈夫”というのは魔法の言葉。大体使える。大丈夫じゃないとしても“大丈夫”と言われると安心する」と話した。「ただ、『大丈夫、大丈夫』と2回言われると、ちょっとまずいかなとなる」と語り、登壇者も納得していた。

 本作は、家族それぞれが“不都合な真実”から目をそらし、嘘を重ねながらも共に生きていく30年間の軌跡を描く。弟の死をきっかけに現実を見なくなった母を支えるため、亡き弟からの“嘘の手紙”を書き続ける長男・羽猫山吹(高杉真宙)を中心に、不完全で、やっかいで、どこか愛おしい家族の姿を森ガキ侑大監督が温かなまなざしで描く。

 原作は、『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞にノミネートされた寺地はるな氏の同名小説。脚本は『浅田家!』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵氏が務める。舞台あいさつには安田のほか、高杉、伊藤万理華、深川麻衣、安藤裕子、向里祐香、森ガキ監督が登壇した。
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