インド北部で豪雨や落雷が相次ぎ、死者100人超 現地報道

2025/04/12 14:56 

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 インド北部で9日以降、落雷や豪雨による被害が相次ぎ、11日までに少なくとも100人が死亡したと現地メディアが伝えた。

 報道によると、特に被害が大きかったのは東部ビハール州で、落雷や暴風雨、倒木などで80人以上が死亡。西隣のウッタルプラデシュ州でも22人が犠牲になった。

 インドでは例年、6月ごろから雨期に入るが、今年は季節外れの天候となっている。気象当局は警報を出して注意を呼びかけていたものの、雷雨の発生時は多くの人が屋外にいたとみられ、情報伝達が課題とされている。

 気象当局は14日にかけて同地域で激しい雨が降ると予想している。【ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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