ゼレンスキー氏と米副大統領が会談 2月の口論以来初、関係修復図る
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ローマで米国のバンス副大統領と会談した。両者の会談は口論となった2月末のホワイトハウスでの首脳会談以来。ゼレンスキー氏は会談後のX(ツイッター)に「良い会談だった」と投稿。両氏が談笑する写真も公開し、関係修復を印象付けた。
ゼレンスキー、バンス両氏は会談に先立って、バチカンで行われた新ローマ教皇レオ14世の就任ミサでもあいさつを交わし、バンス氏は笑顔で応じた。会談にはルビオ米国務長官のほか、ウクライナのイエルマーク大統領府長官も同席した。
ゼレンスキー氏は投稿で、16日にトルコ・イスタンブールで行われたロシアとウクライナの直接協議が議題になったと説明。ウクライナが「真の外交」に関与する用意があることを確認し、早急に無条件の停戦を実現することの重要性を強調した。ロシアに対する制裁にも言及して「圧力をかけ続ける必要がある」と訴えた。米側も発表で、「流血を終わらせる共通の目標について協議した」とした。
2月末のホワイトハウスでの首脳会談が決裂したきっかけは、バンス氏とゼレンスキー氏の言い争いだった。バンス氏がゼレンスキー氏に「(米国の支援について)一度でもありがとうと言ったか?」などと批判し応酬となった。
これを機に、米側がウクライナへの軍事支援を一時的に停止する事態に発展した。ただ、ロシアが強硬姿勢を崩さず停戦交渉が停滞する中、両国は4月末に経済協定に署名するなど関係改善を図った。トランプ米大統領がロシアに対していらだっているとも伝えられている。【ワシントン松井聡】
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