スマホで注文→自律走行ロボットが自宅へ配送 セブンが実証開始
セブン―イレブン・ジャパンは19日、宅配サービス「7NOW(セブンナウ)」で注文した商品を車両型の自律走行ロボットで配送する実証実験を始める。少子高齢化や配送員の不足などに対応する狙い。東京都八王子市の「八王子南大沢店」と「南大沢駅前店」に2台ずつ導入して2026年2月まで検証したうえで、全国の店舗での実用化を目指す。
セブンナウは、セブン―イレブンの商品をスマートフォンで注文すると、近くの店舗から自宅や職場に配送してもらえるサービス。全国の約2万店舗で利用でき、店舗在庫の約3000種類の商品を購入できる。セブンは30年度までに売上高1200億円を目指しており、専用商品の拡充などを進めている。
実証実験での配送範囲は、2店舗の周辺エリアの約1万世帯が対象だ。人ではなくロボットによる配送は、午前9時半から午後8時まで注文できる。
専用アプリで注文時にロボット配送を選ぶと、箱型の荷台に四つの車輪が付いたロボットが公道を時速6キロで自律走行し、玄関やマンションの1階エントランスまで運んでくれる。到着はショートメッセージサービス(SMS)で通知され、アプリのQRコードをロボットにかざすと荷台のドアが開き、商品を取り出せる。
実証エリアは、高度経済成長期に開発された日本最大規模の「多摩ニュータウン」西部に位置している。住民の高齢化や交通空白が課題となっているほか、丘陵地のため坂が多い。
セブンの担当者は「(配送の)潜在的な需要があり、ロボットにとって厳しい環境でもある。さまざまな知見を得たい」と話している。【佐久間一輝】
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