「幻の封じ手封筒」披露に満員の会場沸く 大盤解説会 名人戦第4局

2025/05/18 15:54 

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 将棋の第83期名人戦七番勝負の第4局の舞台となっている大分県宇佐市の宇佐神宮で18日、大盤解説会が開かれている。

 午前中は、中田功八段と香川愛生女流四段が登壇。藤井聡太名人と永瀬拓矢九段の初日の攻防を振り返った。

 対局の合間には、立会人を務める谷川浩司十七世名人も登場。香川女流四段が「千日手」となった前日の封じ手について尋ね、対局者の署名のない「幻の封じ手封筒」を披露すると、満員の会場が沸いた。

 大分市の医師の堀之内泰雄さん(30)は大盤解説会には初参加といい、「指し手にはいろいろな意図があると分かった。対局している近くでいい体験ができた」と笑顔だった。【岡田愛梨、城井謙治】

毎日新聞

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