「自由の回復を」渋谷で在日ベネズエラ人ら、政治犯の釈放求める

2026/01/10 19:34 

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 米軍によるマドゥロ大統領拘束から1週間となった10日、在日ベネズエラ人の市民ら約30人が東京・渋谷駅に集まり、ベネズエラの民主化とすべての政治犯の釈放を求めた。ベネズエラでは、副大統領だったロドリゲス氏が暫定大統領に就任して政府機能を維持しており、米国の圧力を受けながら、少しずつ政治犯の釈放などを進めている。

 参加者は渋谷駅のハチ公前で、ベネズエラの国旗とともに「全員が釈放されるまで」などと書かれたプラカードを掲げ「今回の事件をベネズエラ国民がどう受け止めているのか、国民の声を聞いてほしい」などと呼びかけた。

 2020年に来日した参加者の男性は「もちろん(米軍による)拘束よりも、自分たちの力で追い出せた方が良かった。それでも、今回の出来事はうれしい。今後、ベネズエラに自由が回復されることが私たちの一番の願いだ」と語った。

 男性は20代で日本に留学した後、いったん帰国したが、ベネズエラの経済や治安の状況が極端に悪化したため、再び国を離れて来日したという。ベネズエラでは、マドゥロ政権のもとで人口の約3分の1にあたる約800万人が国外に脱出したとされる。【米村耕一】

毎日新聞

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