無人機飛来巡り金与正氏「説明が必要」 韓国への批判を軌道修正

2026/01/11 13:23 

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 外部の無人機(ドローン)が北朝鮮の領空に侵入したとされる事案を巡り、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は10日付の談話で、韓国国防省が関与を否定したことについて「留意する」との談話を発表した。国営の朝鮮中央通信が11日に伝えた。韓国側の説明を受け、批判のトーンを調整した形だ。

 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は9日付の声明で、4日と昨年9月に韓国側が北朝鮮の領空に無人機を飛ばしたとし、「代償を払うことになる」と激しく糾弾。これに対し、韓国国防省が「北朝鮮を挑発したり刺激したりする考えはない」と説明し、民間団体などが飛ばした可能性について調査する方針を示した。

 与正氏は談話で、韓国側の説明を「延命のための賢明な選択だ」と評価した。その上で「無人機の実体に対する具体的な説明は必要だ」と指摘。更に「(無人機を飛ばした)行為者が民間団体や個人だとしても、(韓国)当局がその責任から逃れることはできない」と批判した。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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