米再び一部の政府機関が閉鎖 上院で予算案可決も、つなぎ予算失効

2026/01/31 12:16 

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 米連邦議会上院は30日、国土安全保障省(DHS)を除く連邦政府の2026会計年度(25年10月~26年9月)の予算案を賛成多数で可決した。下院での採決を経て、トランプ大統領が署名して成立する。ただ、次回の下院の審議は2月2日に予定されており、現行のつなぎ予算は30日で失効。31日から連邦政府の一部機関が閉鎖された。今回は長期化しないとの見方が強い。

 上院では、各省にまたがる六つの法案から、移民・税関捜査局(ICE)などを所管するDHSの予算を切り離して採決した。DHS関連は2週間のつなぎ予算案を賛成多数で可決。2週間で連邦捜査官への規制強化について改めて協議するという。

 トランプ氏は29日、自身のソーシャルメディアで、政府閉鎖の長期化が国政運営に支障を来すとの懸念を示し、議会での迅速な予算案の可決に期待を示した。昨年10月につなぎ予算の不成立で起きた政府閉鎖は史上最長の43日間に上った。

 予算案審議を巡っては、中西部ミネソタ州ミネアポリスで24日にICEの捜査官が不法移民の摘発に抗議していた米市民の男性(37)を射殺する事件が発生し、上院民主党はDHSの予算を含む法案採決に反対していた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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