ゼレンスキー大統領、ルビオ米国務長官と会談 前線の状況など説明

2026/02/15 20:44 

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 ロシアの侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ドイツ南部で開催のミュンヘン安全保障会議にあわせ、ルビオ米国務長官と会談した。

 ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー氏はルビオ氏に対し、前線の状況や、ロシアによるエネルギー施設への攻撃の影響を説明した。寒冷期の防空ミサイル支援のあり方なども話し合われた。

 ウクライナとロシアは現在、仲介役の米国を交えた3カ国の高官級協議で和平案について議論している。次回協議は17、18両日にスイス・ジュネーブで開催される予定だ。ゼレンスキー氏は、協議が生産的なものになることが重要だとした上で、最終的には首脳会談の開催が必要だとの考えも示したという。

 ウクライナ大統領府は14日、ゼレンスキー氏が米国のウィットコフ中東担当特使、トランプ米大統領の娘婿クシュナー氏と電話協議したことも明らかにした。

 ゼレンスキー氏は同日、安保会議で演説し、米国について「ロシアではなく、ウクライナにばかり譲歩を求めている」と不満を表明していた。トランプ政権は11月の中間選挙を見据えて、6月までの戦争終結を目指しているとされる。トランプ氏は13日、ホワイトハウスで記者団に対し「ゼレンスキー氏は行動しなければならない。さもないと好機を逃すだろう」と述べている。【ミュンヘン五十嵐朋子】

毎日新聞

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