パキスタン軍、アフガンの37カ所を空爆 米国は「自衛」と支持

2026/02/28 17:42 

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 パキスタン政府高官は28日、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権との戦闘開始後、アフガン各地の37カ所を空爆したと発表した。双方の応酬は続いており、パキスタン治安当局筋は27日夜、「作戦は目標達成まで継続される」と表明した。

 衝突を巡り、フッカー米国務次官は27日、X(ツイッター)に「タリバンの攻撃から自国を防衛するパキスタンの権利に対する支持を表明した」と投稿した。

 パキスタン軍によると、空爆はアフガン東部ナンガルハル州などの軍事施設を標的に実施された。パキスタンのタラル情報・放送相は28日、空爆を含む一連の攻撃でタリバン兵士の死者が331人に上り、タリバンの軍事拠点など約100カ所を破壊したと主張した。

 タラル氏は声明で「タリバン政権はパキスタンで自爆テロを繰り返すテロリストと結託し、全面的に支援している」と非難した。

 一方、戦闘の激化でアフガン側では子どもを含む民間人の死傷者が出ているとの情報もある。ロイター通信によると、中国やロシア、サウジアラビアなどの国々が双方に対話と緊張緩和を求めている。【ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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