韓国でごみ袋の買い占め騒動 政府が自粛呼びかけ 中東緊迫受け

2026/04/03 09:58 

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 中東情勢の緊迫化に伴い、プラスチック原料となるナフサの供給不足が懸念される中、韓国では有料ごみ袋の値段が急騰するという情報が拡散し、各地で買い占めが起きている。韓国政府は「急騰することはない」として、買い占めの自粛を呼びかけている。

 中央日報によると、ソウル市内では3月21~27日に1日平均約270万枚の袋が売れ、過去3年間の1日平均販売量の4・9倍だった。

 韓国国内のスーパーやコンビニエンスストアでは売り切れが相次ぎ、袋の購入上限を定める店舗が増えている。

 自治体も自主的な購入制限を要請している。東亜日報によると、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市は3月28日から1人あたり1日最大10枚までの購入を推奨。中部・清州(チョンジュ)市は、3月に購入した業者の新たな購入を今月20日まで制限した。

 金星煥(キムソンファン)気候エネルギー環境相は3月30日、フェイスブックで「地方自治体の半数以上が6カ月分以上の在庫を確保しており、リサイクル原料も十分にあるため、1年以上の供給に問題はない」と強調した。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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