中国で無人タクシーの突然停車が相次ぎ交通混乱 システム障害か

2026/04/02 19:04 

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 中国で急速に普及する自動運転タクシーの安全性が問われる事態が起きた。湖北省武漢市で3月31日夜、完全自動運転の無人タクシーが突然、路上で相次いで停車し、渋滞や事故を引き起こした。地元警察は「初期判断では、システム障害が引き起こした」としており、けが人は出ていないという。

 中国メディアによると、問題が発生したのは中国IT大手の百度(バイドゥ)が運営する自動運転タクシー「蘿蔔快跑(アポロ・ゴー)」の車両。31日午後9時ごろ、武漢市の路上で停車する事態が多数発生。市内各地で渋滞を引き起こし、後続の車が避けきれずに追突する事故も起きたという。高架道路の複数車線の真ん中で車両が立ち往生し、乗客が降りられなくなったケースもあった。一部メディアは停車した車両は100台を超えると伝えた。この会社は武漢市内で1000台以上の無人タクシーを運営しているとされる。

 国内の交流サイト(SNS)では「誰が責任を取るのか」「無人運転はやはり怖い」「便利でも安全性をおろそかにしてはならない」との不安の声が上がった。一方で、「対応が迅速で幸いけが人はなかった。今回を教訓により改善していけばいい」「理性的かつ我慢強く自動運転サービスを見守るべきだ」との意見もあった。

 自動運転タクシーは米国と中国が世界をリードしているが、米国でも最近、無人タクシーが立ち往生するトラブルが起きた。ロイター通信によると、2025年12月、米アルファベット傘下の「ウェイモ」が運行する無人タクシーがカリフォルニア州サンフランシスコ市の交差点で相次いで停車し、渋滞を引き起こした。市内の大規模停電によって信号機が作動しなくなったことが影響した可能性があるという。【北京・河津啓介】

毎日新聞

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