中国外務省、米国のホルムズ封鎖批判 「危険かつ無責任な行為」

2026/04/14 19:02 

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 中国外務省の郭嘉昆副報道局長は14日の記者会見で、イランの港湾に出入りする船舶を対象としたホルムズ海峡の封鎖措置を米国が開始したことについて「対立や緊張を激化させ、停戦の状況を損ない、海峡の航行の安全にさらに衝撃を与えるだけだ。これは危険かつ無責任な行為だ」と批判した。

 中国はイラン産原油の最大の輸入国とされる。郭氏は「中国は、全面的な停戦の実現のみが、根本的に海峡情勢を緩和する条件を作り出すことができると考えている」と主張。関係当事者に対し、停戦合意を順守し、具体的な行動によって地域情勢の緩和を進め、ホルムズ海峡の正常航行を早期に回復させるよう求めた。

 一方、イランへの軍事支援を巡る報道について「全くの捏造(ねつぞう)だ」と主張。米CNNは、中国が数週間以内にイランへ防空システムを供与する準備を進めていると報じていた。トランプ米大統領がイランに兵器を供給する国に対して50%の関税を課すと表明したことについても「もし米国がこれを口実に中国への関税を課すなら、中国は断固として報復する」と強調した。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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