北朝鮮、26日にミサイル発射と発表 韓国との境界地域に配備へ

2026/05/27 09:13 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は27日、ミサイル総局などが26日に戦術巡航ミサイルなどの発射実験を行ったと伝えた。韓国軍は、北朝鮮が26日に西部・平安北道(ピョンアンプクド)から黄海に向けて数発の短距離弾道ミサイルを発射したと発表しており、北朝鮮が撃ったのはこのミサイルとみられる。

 同通信は、発射実験をした戦術巡航ミサイルを韓国との「国境」の地域を守る長射程砲兵旅団に配備する予定だと伝えた。現地視察した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、その軍事的価値について「肯定的な評価を下した」という。

 金氏は、「主敵」と位置づける韓国との有事に備え、軍事境界線一帯を「要塞(ようさい)化」するよう指示しており、ミサイル配備はその一環とみられる。

 北朝鮮は2024年8月に、新型の戦術弾道ミサイルの発射台250台を軍事境界線付近の「国境第1線部隊」に配備している。また近年は、軍事境界線の北側で「戦術道路」と呼ばれる軍用道路や防壁の建設、地雷の埋設などを進めている。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース