フィリピンのフォークソングで比大統領に気遣い 両陛下が出迎え

2026/05/27 09:44 

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 国賓として来日したフィリピンのマルコス大統領の歓迎行事が27日午前、皇居・宮殿東庭で開かれた。国賓の受け入れは令和に入って3回目。天皇、皇后両陛下は宮殿の車寄せで、大統領夫妻を笑顔で出迎えられた。

 歓迎行事では、フィリピンと日本の国歌が演奏された後、マルコス大統領が儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受けた。行事には秋篠宮ご夫妻や高市早苗首相も出席した。

 両陛下と大統領夫妻が互いの随員らにあいさつする際は、自衛隊の音楽隊がフィリピンにちなむ曲を披露した。大統領の地盤であるイロコス地方で長く愛されているフォークソングという。

 国賓の歓迎行事ではこれまで、「さくらさくら」など日本の曲を演奏していた。2025年3月にブラジルの大統領夫妻を迎えた前回、「賓客にリラックスしていただきたい」という両陛下の意向を踏まえ、初めて賓客側になじみのある曲に変更した。新たなおもてなし方法が今回も踏襲された。

 皇居では歓迎行事に続き、両陛下とマルコス大統領夫妻が宮殿「竹の間」で懇談する。夜には「豊明殿」で両陛下主催の宮中晩さん会が開かれ、皇族方も出席する。秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまは初めての参列となる。

 筑波大2年生の悠仁さまは、25年秋に成年式を終えて以降、学業に支障のない範囲で公務や宮中祭祀(さいし)に参加してきた。この日は授業を終えてから晩さん会に臨む。【山田奈緒、柿崎誠】

毎日新聞

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