「平和のメッセージを」 米郵政公社が折り鶴デザインの切手発行

2026/05/29 11:04 

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 米郵政公社は27日、日本の折り鶴をモデルにした「国際平和切手」の発行を始めた。1枚78セント(約124円)で、米国内で封書やはがきを送る際に使われる。同公社は「誰もが望む『平和』のメッセージを、送ったり受け取ったりできるようになる」と意義を強調した。

 米東部ボストンで開催中の世界切手博覧会に合わせて作成した。声明で同公社は「折り鶴は世界共通のシンボルで、折るのに日本語を話す必要はない。宗教や国籍、歴史が同じである必要もない」と紹介した。

 切手のデザインは青空をバックに白い鶴が羽ばたく様子を描いたもので、「平らな普通の紙が、今にも飛び立ちそうなものへと姿を変える。人間が破壊よりも創造を、分断よりもつながりを、そして絶望よりも希望を選ぶと何ができるかを示している」とも強調した。

 公社は発表文で、平和のシンボルとしての折り鶴の起源は、1945年に広島で被爆し、12歳で亡くなるまで鶴を折り続けた佐々木禎子(さだこ)さんに由来することも説明。平和を祈って折り鶴をつくる運動が世界的に広がっていると紹介した。【ワシントン平野光芳】

毎日新聞

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