2カ所穴開いた商船三井船も 日本関係13隻がホルムズ海峡通過

2026/07/07 22:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ペルシャ湾内に留め置かれ、何らかの原因で船体に穴が開いた商船三井のコンテナ船1隻が、ホルムズ海峡を無事通過したことが7日、判明した。海運関係者によると、4~7日に日本関係船舶13隻の通過が確認されたが、この中に含まれていた。湾内に残る日本関係船舶は残り18隻となった。

 船体に穴が開いていたコンテナ船は、商船三井の「ONE MAJESTY」。ペルシャ湾内に停泊中の3月11日未明に衝撃を受け、船体2カ所に穴が開いた。攻撃の有無や損傷の原因は不明だが、浸水の恐れはなく、自力航行が可能な状態だった。

 金子恭之国土交通相は7日の閣議後記者会見で、日本関係船舶5隻が4~6日に海峡を通過したと発表した。日本船主協会はその後、さらに8隻の通過を確認。計13隻の船員の健康状態に問題はなかった。同協会によると、残る18隻の船員は計500人ほどとみられる。

 政府は引き続き関係省庁などと連携し、早期脱出を目指す。金子国交相は「船舶、とりわけ船員の安全確保は最重要だ」と話した。

 ホルムズ海峡は2月28日に米国の先制攻撃を受けたイランが事実上の閉鎖措置を敷いた。当初ペルシャ湾内には日本関係船舶45隻、日本人24人を含む船員約1100人が留め置かれていた。【中島昭浩】

毎日新聞

国際

国際一覧>