パレスチナ評議会選挙、11月実施と発表 実現なら20年ぶり

2026/07/10 11:13 

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 パレスチナ自治政府のアッバス議長は9日、総選挙に相当する評議会選挙を11月28日に実施すると発表した。実施されれば20年ぶりとなるが、これまで何度も延期されてきた経緯があり、実際に選挙が行われるかは不透明だ。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、選挙はパレスチナ自治区ガザ地区、ヨルダン川西岸、イスラエルが併合する東エルサレムで行う。

 ただ2023年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘でガザ地区の多くのインフラは破壊されたままで、どこまで選挙を円滑に実施できるかは不明だ。

 ヨルダン川西岸の一部を統治する自治政府は、ハマスが実効支配するガザ地区の統治に意欲を示すが、汚職がはびこり、住民の多くが支持していない。財政支援をする国々からは改革を求められており、アッバス氏は6月、27年に議長選を行うと発表していた。

 パレスチナでは議長選は05年、評議会選は06年を最後に行われていない。06年の評議会選ではハマスが圧勝。ハマスと自治政府の主流派ファタハとの対立が深まり、分裂統治のきっかけとなった。

 アッバス氏は21年にも議長選と評議会選を実施する意向を示したが、その後、イスラエルが併合する東エルサレムで選挙ができる保証がないとして延期していた。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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