国連人権高等弁務官、初の再任 グテレス氏提案、米露反対届かず

2026/07/25 12:38 

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 国連総会(193カ国)は24日、10月で任期満了となるターク人権高等弁務官を賛成多数で再任した。米国やイスラエル、ロシアが強く反対したが、日本や欧州各国、中国を含む144カ国が賛成した。

 今年末で任期満了を迎えるグテレス事務総長がターク氏の再任を提案していた。

 ターク氏は、ウクライナ侵攻を続けるロシアやパレスチナ自治区ガザ地区で大勢の市民を殺害したイスラエルを強く非難。米国に対しても、米移民・税関捜査局(ICE)の拘束施設で移民が死亡した事例の調査を要求していた。

 ロシアは新しい事務総長が後任を選出すべきだとして、任期の2カ月延長を提案。米国はターク氏が再任されたら「(国連への)拠出金を即座に再考する」と警告したが、反対は10カ国にとどまった。

 オーストリア出身のターク氏は2022年から国連の人権活動を統括する人権高等弁務官を務めている。1993年の創設以来、再任されるのは初めて。【ニューヨーク三木幸治】

毎日新聞

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