中国とインドネシア、合同演習へ 日比の海洋境界交渉にらみ威圧

2026/08/12 16:24 

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 中国国防省は11日、中国・インドネシア両海軍の艦艇による合同の「航行演習」を8月中旬に台湾東部海域で実施すると発表した。この海域は、日本とフィリピンが始める海洋の境界画定交渉の交渉範囲に含まれるとされる。この海域での管轄権を主張する中国は、軍事演習を通じて威圧を強める狙いがあるとみられる。

 国防省は声明で、演習では通信や海上補給の訓練を重点的に行うと説明。「両海軍の連携行動能力の向上や実務協力の深化、地域の平和と安定をともに守ることが趣旨だ」と強調した。

 日比の海洋境界画定交渉について、中国は自国の権益が侵害されると反発。海警局によるパトロールを「常態化」させるなど、同海域での活動を活発化させている。

 台湾メディアによると、台湾で対中政策を主管する大陸委員会は11日、演習を「軍事的挑発行為」と非難し、中国に「現状を損なう危険な行為をただちに停止する」よう呼びかけた。

 中国とインドネシアは2025年4月、第1回の外務・国防担当閣僚協議(2プラス2)を北京で開催。安全保障面での協力拡大で一致した。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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