独州議会選6日投開票 極右「AfD」躍進、過半数獲得が焦点

2026/09/05 18:33 

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 ドイツ東部ザクセン・アンハルト州の州議会選挙(基本定数83、調整議席あり)が6日に投開票される。極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が議席の過半数を獲得するかが最大の焦点となっている。AfDが過半数を獲得すれば、戦後、ドイツで初めて極右政党が州政権を担うことになる。

 2日に公表された世論調査機関「インザ」の調査結果によると、AfDの支持率は43%と突出している。2番手以下は、国政で連立政権を主導する中道右派「キリスト教民主同盟(CDU)」22%▽左派党12%▽社会民主党7%――など。

 2021年の前回選挙では、CDUがAfDを抑えて第1党となった。既存の主要政党はAfDとの連立を否定し、CDUは社会民主党、自由民主党と連立を組んだ。

 AfDは、州政府の権限が大きい文化・教育分野で過激な政策を掲げる。ナチス時代以前に重点をおく歴史教育の推進▽難民の子は「特別学級」でドイツ人とは別に学ぶ▽愛国心の醸成に役立つ作品を上演しない劇場への助成金を廃止――などだ。ドイツ政府が取る、多様性を重視する路線と真っ向から対立する政策となる。

 AfDは13年に発足。ザクセン・アンハルト州では16年の州議会選で初めて議席を獲得。前回は23議席で第2党となった。AfDは物価上昇や景気後退で既存政党への不満が高まったことを背景に、ドイツ全体で支持率を上げている。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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