米ウクライナ会談 ロシア交えた3者協議再開について話し合う

2026/09/07 08:53 

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 米国のウィットコフ特使とトランプ米大統領の娘婿クシュナー氏は6日、ウクライナのゼレンスキー大統領と首都キーウで会談し、ロシアを交えた3者協議の再開について話し合った。ウィットコフ氏らは米側の戦争終結へ向けた新たな和平案も示したとみられる。クシュナー氏は会談後の共同記者会見で、3者協議の再開について「近いうちに進展があると期待している」と述べた。

 会談は3回に分けて数時間実施された。途中からは英国、フランス、ドイツの安全保障担当者も加わった。米側が提示したとみられる新たな和平案の詳細は明らかになっていない。英紙フィナンシャル・タイムズは、関係者の話として「目新しいものではなかった」としている。

 仲介役の米国を交えたロシアとウクライナによる3者協議は今年1~2月に計3回行われた。しかし、2月末から始まった米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦の影響で中断されている。

 ウクライナのブダノフ大統領府長官は米紙ニューヨーク・タイムズが4日に掲載したインタビューで、3者協議が9月下旬から再開されるとの見通しを示している。ただし、協議が再開したとしても、来春までに停戦に向けた条件が整う可能性は低いとしている。

 ロシアとウクライナの和平交渉では、ウクライナ東部ドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)に関する双方の立場の隔たりが大きい。ロシアが割譲を強硬に求め、ウクライナは一貫して拒否している。

 ウィットコフ氏らは5日にモスクワでプーチン露大統領と会談した。その後、空路でポーランドに行き、6日昼に列車でキーウに到着した。ウィットコフ氏らはこれまでモスクワへは複数回訪問しているが、ウクライナを訪れるのは昨年1月の第2次トランプ政権発足後で初めて。【ブリュッセル鈴木一生】

毎日新聞

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