サウジ首都空港で米国人ら12人死亡 トランプ氏、攻撃参加検討へ

2026/10/11 10:56 

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 イエメン内戦を巡り、サウジアラビア当局は10日、首都リヤドのキング・ハリド国際空港が攻撃を受け、米国人を含む12人が死亡し、300人以上が負傷したと発表した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、2月末に米イスラエルとイランの戦闘が始まって以降、戦火に巻き込まれた湾岸諸国の1日の死者数としては最大だという。

 親イラン武装組織フーシ派は10日、空港への攻撃を認め、サウジによるイエメンのインフラ攻撃への報復だと主張した。内戦は激化する一方で、トランプ米大統領は10日、フーシ派への攻撃を検討すると述べた。

 AP通信などによると、ミサイルは国内線ターミナルが入る複合施設に着弾。出発ゲート近くの天井の一部が崩落し、空港は一時閉鎖に追い込まれた。同空港への攻撃はここ数日で3回目で、これまでに少なくとも4人が死亡している。

 イエメンでは今月に入り、サウジが支援する暫定政権とフーシ派の衝突が本格化。フーシ派は複数の空港を標的にしており、既に多くの航空会社がサウジ行きの便の運休を余儀なくされた。

 こうした中、トランプ氏は10日、記者団にフーシ派への攻撃に加わるかを問われ「可能性はある。検討するつもりだ」と語った。

 サウジはフーシ派への対応に苦慮しており、米国に空爆支援などを繰り返し要請してきた。しかし、戦闘の拡大を懸念するトランプ氏は慎重姿勢を崩しておらず、米軍の関与はサウジ側への情報提供や給油に関する支援などにとどまっている。【カイロ古川幸奈、ニューヨーク三木幸治】

毎日新聞

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