トランプ氏「ウクライナは新しい大統領を」 製油所攻撃で不満
トランプ米大統領は10日、ロシアの製油所への攻撃を続けているウクライナのゼレンスキー大統領に不満を示した上で、「ウクライナは新しい大統領を迎える時だと思う」と述べた。ウクライナの攻撃によって軽油が不足していると主張し、ゼレンスキー氏が米国の農家や牧場経営者にとっての「問題を引き起こしたがっている」とも批判した。トランプ氏とゼレンスキー氏の関係が再び悪化する可能性がある。
米国では11月の中間選挙が近づく中、軽油価格が高止まりしており、とりわけ農業州で与党・共和党の逆風につながっている。トランプ氏は9日、価格を抑えるため、プーチン露大統領と米国などへの軽油の供給で合意。対露制裁も一時的に緩和する。一方、ゼレンスキー氏はロシアの戦費調達を助けるなどとして米側の対応に反発していた。
トランプ氏は10日、ホワイトハウスで記者団に、ゼレンスキー氏に対して「製油所は攻撃してはいけないと言った」と説明。だが、ゼレンスキー氏は攻撃を続けたとし、「やめなければならない」と語った。
◇トランプ氏の姿勢、ロシアに有利な展開も
さらに、「ゼレンスキーは戦争を何度も終結させることができたが、そうしないことを選んだ」とも言及。「私は合意をまとめられる新たな指導者を迎えることを提案する」と語った。
これに先立ち、米国とウクライナの高官は9日、米南部フロリダ州で協議した。英紙フィナンシャル・タイムズによると、米側はウクライナ側に対し、製油所への攻撃を停止しなければ情報共有を打ち切ると警告した。ウクライナは米国から提供された機密情報などを攻撃に利用してきた。ウクライナ側は反発し、10日に予定されていた協議を取りやめ、予定を切り上げて帰国するという。
ロシアとウクライナの戦闘終結に向けた交渉を巡っては、双方が仲介の姿勢が定まらないトランプ氏の取り込みを図ってきた。トランプ氏は昨年2月にゼレンスキー氏と会談した際に口論となり、米側の一時的な軍事支援の停止にまで発展した過去がある。現状のトランプ氏の姿勢を見ると、再びロシアを利する展開になりつつある。【ワシントン松井聡】
-
サウジ首都空港で米国人ら12人死亡 トランプ氏、攻撃参加検討へ
イエメン内戦を巡り、サウジアラビア当局は10日、首都リヤドのキング・ハリド国際空港が攻撃を受け、米国人を含む12人が死亡し、300人以上が負傷したと発表した。…国 際 2時間前 毎日新聞
-
インド当局、抗議集会で6000人拘束か 「ゴキブリ党」創設者も
インドメディアは10日、首都ニューデリーで抗議集会に参加しようとした約6000人が警察に拘束されたと報じた。インドでは多数の有権者が不当に選挙人名簿から削除さ…国 際 2時間前 毎日新聞
-
パレスチナ、27年9月に自治政府議長選 議会選もまた延期
パレスチナ自治政府のアッバス議長は10日、議長選と国会に相当する立法評議会選を2027年9月11日に実施する議長令を発した。パレスチナ通信が報じた。今年の11…国 際 15時間前 毎日新聞
-
「日朝戦争を未然に防いでいる」 平和賞逃したトランプ氏が放言
トランプ米大統領は9日、自身のソーシャルメディアへの投稿で「韓国と北朝鮮、そして日本と北朝鮮の間の戦争を絶えず未然に防いでいる。さらに中国と台湾、その他のまだ…国 際 18時間前 毎日新聞
-
ICCは「決して屈しない」 「トランプ制裁」への反論声明全文
米国による国際刑事裁判所(ICC、本部=オランダ)に対する制裁発表を受けて、ICCが発表した声明の全文は以下の通り。 ◇国際法秩序の根幹に対する「攻撃」 …国 際 19時間前 毎日新聞













