ユダヤ人入植者が欧州3カ国外交官の車襲撃 ヨルダン川西岸

2026/10/18 08:50 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸タイベ村で17日、オリーブの収穫の様子を視察に訪れていたベルギーなど欧州3カ国の外交官の車がユダヤ人入植者の襲撃に遭った。イスラエルメディアが報じた。負傷者が出たかどうかは不明だが、欧州諸国から反発の声が高まりそうだ。

 ベルギーの他、フランスとポーランドの外交官らが乗った車が襲撃された。イスラエル軍ラジオによると、7人のユダヤ人入植者が車両を取り囲み、身分証明書の提示を要求。ベルギー領事館が所有する車両の窓を破壊したという。SNSには覆面をした入植者が車を取り囲む様子の他、破壊された車の窓などの映像が拡散されている。

 ベルギーのプレボ外相はX(ツイッター)で「入植者による外交官への攻撃を強く非難する」と指摘。「暴力を行った者とその責任者に対する制裁を求める」と強調した。

 イスラエルのネタニヤフ首相はXで「外交官に対するいかなる暴力も容認できない」としつつ「重大な告発には確かな証拠が不可欠だ。外交官らは軍との調整なしに現場に入った」とも主張した。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース