立憲代表選大詰め、決選投票も見据え ネット投票は22日まで
立憲民主党代表選は23日の投開票に向けて、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の各陣営による支持集めが大詰めを迎えている。各候補者は20日も、幅広い支持獲得に向けて地方議員や党員・サポーターらに訴えるとともに、決選投票も見据えた国会議員らへの呼び掛けも続けている。
国会議員票で有利とみられている野田氏は20日、国会内の自室から公認候補予定者に自ら電話をかけて支持を訴えた。推薦人確保にめどをつけ、最初に立候補を表明した枝野氏は陣営の会議に出席し、最終盤でのインターネット投票や国会議員票の掘り起こしを進めることを確認した。推薦人集めに難航し、ともに告示直前の出馬表明となった泉氏はネット番組の収録に参加し、吉田氏はネットでのライブ配信に臨むなど、党員・サポーターらへの浸透に期待をかける。
代表選は、国会議員票272ポイント、国政選挙の公認候補予定者票98ポイントで、二つの合計と同数の地方議員と党員・サポーターの票の計740ポイントを争う。地方議員や党員らの郵送での投票は20日必着分で締め切られたが、ネットでの投票は22日まで受け付けている。
各陣営とも支持集めに躍起だが、全体の半数を占める地方議員票や党員・サポーター票の動向は見定めにくく、上位2人による決選投票になるとの見方が強い。決選投票では国会議員票の比重が増えるため、個々の議員の判断に加え、陣営同士の駆け引きなども含めて、決選投票に進出できなかった陣営の国会議員票を取り込めるかが勝敗の決め手となる可能性がある。
党関係者は「推薦人集めに難航し、他の陣営から支援を受けた場合、見返りを期待されるのは当然だ」と、国会議員票を巡り水面下での駆け引きがあることを示唆する。一方、ある陣営関係者は「決選投票では、1回目の党員票が多い方に票が流れる」と話し、党員・サポーター票を重視している。【中村紬葵、安部志帆子、源馬のぞみ】
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