河野太郎氏「知らない」 父・洋平氏と石破首相の論争、中立保つ

2025/01/22 14:21 

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 「平成の政治改革」で政党交付金を導入した経緯を巡り、石破茂首相と、当時自民党総裁だった河野洋平氏の主張が食い違っている点について、洋平氏の長男で、元外相の河野太郎衆院議員は20日、毎日新聞のインタビューに「(どちらが正しいか)知らない」と述べ、中立を保った。

 洋平氏は1994年の政治改革を振り返り、「企業・団体献金をやらないために政党助成金を導入した」と主張している。一方、首相は企業・団体献金がなくなると考えた議員は「自民党にはいなかった」と国会で答弁。洋平氏は首相が当時、自民を離党していた点を指摘し、「(石破首相は)自民党にいなかったはずだ。いなかったから、わからないんだろう」と反論している。

 河野氏は「俺なんかまだ当選もしてないんだから、分からない」と語った。河野氏は96年衆院選で初当選した。【加藤明子】

毎日新聞

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