小泉農相「『古古古米』、別名称浸透が望ましい」 SNS発案に期待

2025/06/02 12:33 

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 小泉進次郎農相は2日の参院予算委員会で、備蓄米として放出された2021(令和3)年産のコメが「古古古米」と呼ばれていることについて、別の名称が浸透することが望ましいとの認識を示した。「(備蓄米の名称は)実際に味わった方々のいろんな発信が今のSNS(交流サイト)社会などで出てくると思う。『令和3年産米』も含めて、良い形で浸透していくことを期待している」と述べた。

 公明党の三浦信祐氏から「『古古古米』の呼び方を変えてはどうか」と求められたことに対する答弁。小泉氏は「日本の(備蓄米の)品質管理の状態は世界トップクラスと言ってもいい。(新米と)あまり違いが分からないと言う方が非常に多いことも事実だ」と説明。名称については「『令和3年産米』の方が実際適切かもしれない」としつつ、政府主導よりも民間の発信で根付いていくことに期待を示した。【安部志帆子】

毎日新聞

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