立憲・野田氏「げたの雪扱いで反発招いた」 自公の連立協議難航で

2025/10/10 11:21 

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 立憲民主党の野田佳彦代表は10日の記者会見で、自民党と公明党の連立協議が難航していることについて「(自民が公明に対して)げたの雪みたいな扱いにしてしまったことが反発を招いたのではないのか。敬意と感謝が足りなかったんじゃないか」と指摘した。

 野田氏は「総裁選で高市さんだけではなく、みんな連立拡大という言葉を安易に言っていたが、連立パートナーの公明に対する配慮がずっとなかった。むしろないがしろにしてきた」との見方を示した。

 今後、自公が関係を修復する可能性はあるとしつつ「ここまでもつれてしまったことは一つの亀裂として残る」と指摘。「自民の中でも執行部に対して『何をやっているんだよ』と思っている人たちも出てきている。どういう変化が待っているか予測できないが、大きな過渡期を迎えている」と述べた。【富美月】

毎日新聞

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