初訪米勉強会、高市首相は異例の短さ 石破前首相と比べると…

2026/03/19 15:26 

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 高市早苗首相は18日夜(日本時間19日午前)、日米首脳会談に臨むため、米ワシントンに到着した。高市政権発足後初めての訪米で、最も重要な外交行事だが、事前の公式勉強会は2回で合計約2時間と異例の短さになった。1人でこもって政策を勉強するのを好む首相の独自のスタイルも影響したとみられる。

 石破茂前首相が2025年2月、初めて訪米した際は事前に合計約30時間に及ぶ勉強会を重ねたとされる。政府関係者は「一人での勉強を好むか、みんなでの議論を好むかの違いが出た」と話す。

 ただ、石破氏の場合はトランプ米大統領との初めての会談でもあり、外務省幹部は「当時の石破首相は相当の緊張感を持って臨んでいた。昨秋に訪日したトランプ氏と相性の良さを確認した高市首相とは事情が違う」と説明する。

 今回の勉強会は国会日程の合間を縫って10、16両日に開催された。外交アドバイザー役を務める秋葉剛男内閣特別顧問のほか、市川恵一国家安全保障局長、外務省の船越健裕事務次官らが2回とも入ったほか、防衛、財務、経済産業、国土交通、農林水産各省幹部も出席した。国会審議の影響で延期もあったといい、外務省幹部が勉強会とは別に、ひそかに説明する機会も設けたという。【田所柳子】

毎日新聞

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