匿流に情報漏えい、元警部補に懲役1年6月求刑 風俗スカウト捜査

2026/03/19 11:55 

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 国内最大規模の違法スカウトグループ「ナチュラル」に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反に問われた元警視庁暴力団対策課警部補の神保大輔被告(43)=懲戒免職処分=に対し、検察側は19日、東京地裁であった公判で懲役1年6月を求刑した。ナチュラルは匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)の代表格。被告は公判で起訴内容を認めていた。

 検察側は公判で、神保被告が2023年10月ごろから、ナチュラルの捜査に関わり、グループトップらとも接触するようになったと指摘。ナチュラルが開発した情報共有用のアプリを24年5月ごろまでに自身のスマートフォンにインストールしたとした。

 その上で、職場のパソコンからナチュラルの捜査のために設置したカメラの情報にアクセスし、25年4~7月にアプリを使って画像やカメラの設置場所を記したリストをナチュラル側に送信。撮影範囲などを教えたとした。

 また、被告の机から多額の現金が見つかり、一部からナチュラル関係者の指紋が検出されたことも明らかにした。被告がナチュラル側から現金を受け取ったかについては明言しなかった。

 警視庁によると、ナチュラルは女性を性風俗店に紹介し、売り上げの一部を受け取る「スカウトバック」を主な収益にしてきた。全国で1500人以上が在籍し、22年には44億円以上を得ていたという。【安達恒太郎】

毎日新聞

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