政府、26年度暫定予算案編成へ 官房長官「不測の事態に備え」

2026/03/23 13:00 

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 木原稔官房長官は23日午前の記者会見で、2026年度予算案が年度内に成立しない場合に備え、暫定予算案の編成作業に入る方針を明らかにした。自民党の松山政司参院議員会長ら参院幹部と首相官邸で面会し、「不測の事態に備えて暫定予算を編成する方向で検討したい」と伝えたという。

 松山氏らはこれに先立ち、鈴木俊一幹事長と党本部で会談し、予算案の取り扱いを協議した。松山氏らは野党が求める審議時間の確保に応じた場合、年度内成立は困難になるとして、暫定予算を編成すべきだとの考えを伝えた。

 与党は参院では過半数割れが続いており、野党側は「60時間以上」といった例年並みの審議時間を確保しない限り、年度内採決には応じない構えをみせている。閣議決定などの事務手続きを考慮すれば、暫定予算案編成の可否の判断が迫っていた。

 高市早苗首相はこれまで年度内成立に強い意欲を示してきたが、土壇場で方針転換を迫られた形だ。【畠山嵩、鈴木悟】

毎日新聞

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