モスクワ近郊テロ2年 犠牲者悼み「二度と繰り返されないで」

2026/03/23 09:14 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 2024年3月にモスクワ近郊で約150人が死亡したコンサートホールでの銃乱射テロ事件は22日、発生から丸2年を迎えた。現場前の慰霊碑には、犠牲者を悼む市民が次々と訪れ、深紅のバラなどの花やぬいぐるみを手向けていた。

 事件は、モスクワ州クラスノゴルスクの「クロクス・シティ・ホール」で起きた。会場内に押し入った武装グループが音楽公演の開始を待つ観客へ自動小銃を乱射し、放火。多くの死者に加え、数百人が負傷した。

 過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したが、プーチン露政権は「ウクライナの関与」を主張した。タス通信によると、軍事裁判所は今月12日、実行犯4人と共犯者11人の被告計15人に終身刑を言い渡した。

 知人を亡くしたというオリガさん(44)は「とてもつらい。ロシアでは過去にも大規模なテロが起きている。もう二度と繰り返されないでほしい」と語った。現場のホールは閉鎖状態が続いている。【モスクワ真野森作】

毎日新聞

国際

国際一覧>