「頼朝飴」初お披露目 子の健康願い千歳飴袋詰め 静岡・三嶋大社

2024/10/03 10:54 

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 七五三を前に静岡県三島市大宮町の三嶋大社社務所で2日、千歳飴(ちとせあめ)の袋詰めが行われた。神社の巫女(みこ)や神職、敬神婦人会の女性ら約40人が、鶴や亀が描かれた約6000袋に飴を詰めた。

 三嶋大社は源頼朝が源氏再興を祈願したゆかりの神社。今年は頼朝の顔を描いた金太郎飴「頼朝飴」も初めて作った。4月に巫女になった川村琉那(るな)さん(18)は3歳の時、三嶋大社で七五三を祝った。「飴をもらえたのがうれしかったが、まさか自分が飴を詰めるようになるとは思わなかった。子供たちの健康を願い、一つ一つ丁寧に詰めた。あのころの私のように喜んでもらえたら」と話した。

 1袋500円。七五三の参拝のピークは10月下旬から11月15日にかけての土日祝日になりそうという。【石川宏】

毎日新聞

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